「それにしても
やけに大きな葉っぱだったなアハハ」
不思議なタイミングで
僕達の頭の上にゆっくりと落ちて被さってきた大きな葉っぱ
それが無ければもしかしたら
勢いに任せて僕とユノはあるいはこの場所で
行き着くところまでいってしまったのかもしれない
だとしても
決して間違っているとも思わないけど
僕はやっぱり少しの不安に陥ってしまったのかもしれなくて
結果的にこの葉っぱが落ちてきたお陰で
僕達は互いの心の内を打ち明ける事が出来た
そう
急ぐことはないんだ
僕とユノはこれからもずっと一緒に歩いて行くのだから
「あれって何の葉っぱだったんだろう…
なんか喜劇映画のワンシーンみたいでしたよねアハハハ」
ユノは僕の顔をじっと見る
「なんですか?」
「チャンミナ....
やっぱチャンミナは笑ってた方がいいよ」
「あ....はい.....
僕も....泣いたのなんて久しぶりです」
「まぁ泣いてるチャンミナも色っぽいけどね」
「え....///////」
ユノはにっこり微笑んで
僕の睫毛にもう一度キスをする
「俺たち
ずっと一緒にいような」
僕はちょっと照れながら一瞬下を向き
ユノの手を掴んで上目遣いで答える
「はい
ずっとずっと.....傍にいさせてください」
「それは俺のセリフだって」
「メンバーとしても
ヒョンみたいなリーダーの隣にいれて僕幸せです」
「なんだよ~
改まってなんかそういうのも照れちゃうなぁアハハ」
ユノは照れ臭そうに笑って目を細めた
そうだよ…ユノ
あなたほどのリーダーはいないんだから
僕はデビュー前からずっとリーダとしてのユノを見てきた
いつでもメンバーの事を第一に考えて
周囲にも気遣い
僕たちの些細な事にも常に耳を傾けてくれた
時には板挟みになり自分の気持ちを抑えてはまとめ役にまわる
ユノは今もあの頃も少しも変わらなくて
誠実で真っ直ぐなあまりに傷つく事も多かったと思う
でも弱いところを決して僕たちの前では見せなかった
誰もいない部屋で
悔しそうに一人で床を叩いているユノの姿を僕は見た事がある
誰にどんな事を言われようとも何も責めず
自分の歩んできた道を信じ前向きに直向に努力するユノ
心身ともに疲れ果てても
信じるもののために全てを尽くそうとするユノ
何故そこまで頑張らなければいけないのか
疑問に思ってしまった事さえあったけど
今の僕にはそれがよく分かる
チョン・ユンホというリーダーは
ただ東方神起というグループを
全力で守りたかっただけなんだという事を
ファンの夢でありたいと願うその思いは
今も昔も全く変わっていない
「ヒョンは…
ヒョンは世界一のリーダーです」
「ありがとうチャンミナ
俺...東方神起のリーダーだけど
俺の事を守ってくれてるのもチャンミナだから...
だからお前となら
どんな時もやっていけるって思ってる
本当にチャンミナは頼もしくていつも心強いよ」
「僕の事もっと頼ってください
僕はこれからも今まで以上に頑張りますから
二人で…
二人で頑張っていきましょう」
「うん
これからも東方神起を一緒に守っていこうな」
「はいっヒョン!」
「あのさ....
ユノでいいよ」
「え?」
「もうヒョンじゃなくていいよ」
「ても、僕にとってはヒョンはヒョンだし……」
「勿論、仕事上ではね
俺の方が歳上だから
世間的にはその方がいいのかもしれないけど
あ、特に韓国ではね」
「はい
ですよね」
「でも日本だったら普通にいつも名前で呼ぶだろ?
日本でヒョンとは言わないもんな」
「そうですね
日本では僕はユノって言ってますね
なんかそれが自然っていうか
当たり前になっちゃってるけどハハ」
実は心の中でもそう呼んでるけど......
「俺は時々
チャンミナって言っちゃうけどなアハーハー」
「僕はチャンミンでもチャンミナでもいいです
あ、でもチャンドラはちょっと.....」
「なんで?チャンドラいいんじゃない?」
「なんか犬みたいじゃないですか?」
「そっかぁ?すっごい可愛いと思うよ
チャンドラ~チャンドラ~こっちおいで~みたいなさ!」
「やっぱ犬みたいですよぉ!」
「アーハーハーハ!
じゃ、俺の可愛いチャンドラ~マイハニ~♡
これでどう?」
「//////や///」
「ん?嫌?ほんとに?」
「わ....わるくはないです////」
たわいのない話で僕達はしばらく時間を忘れて楽しく過ごした
そして日が傾きはじめて少し経った頃
「そろそろじゃ、行きましょうか」
「そうだな飛行機の時間もあるしな
腹減ったろチャンミナ?」
「もう空きすぎて通り越しちゃいました....」
「よしよし、何か食べに行こうな
好きなだけ食べろ
俺がぜーんぶおごってやるからな」
「ほんと?
僕今ならピザ8枚くらい楽勝ですよ」
「アハーハー
オッケー!じゃピザでも食べに出発するか~
あ、そうだ、、
そういえば……」
ポケットの中から一枚のメモ用紙を取り出す
ホテルの従業員から渡されたこの近くの場所の地図だった
チェックアウトの時に
ここに来るまでの道を訊ねたのに
わざわざ他の場所の地図を書いて渡すなんて
あの時は少し意味が分からなかったけど
今になればそれもなるぼど納得が出来た
観光地でもなく何もないこの場所に
異国人の僕達が目指すのも不思議に思えたのだろうし
到着してみてから後悔する事も予想した上で
きっと他の観光地のこの地図を手渡してくれたのだろうと思った
「じゃ、せっかくだからこの地図のとこ行ってみるか?」
「そうですね
多分観光の最後には相応しい場所なのかもしれないし
行きましょうか」
そしてこの場をいよいよ去ろうと歩き出したその時
後方でチャリンとまたあの鈴の音がする
「...あ、また鈴の音が..」
つづく
愛のポチポチいつもありがとうございます!
更新の励みになってます感謝感激




いつも読んでくれてありがとうごじゃいます<(_ _)>
まったり会話のユノとチャンミン
そうそう急ぐ事はないんです
ゆっくりじっくり愛を育んでいってください
ユノとチャンミンの旅行もそれそろ終盤です(^_^)
さて
MISSION CARD更新されてましたね~
これまたツボりました~
ビジュアルは最近のお二人でしたね!
もう~~かばえかばええかばええ~~
今週は当落にSMTとドキドキな一週間になりそうですね^^
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あったかい、幸せな時間でしたね~(^^)
二人の笑顔とユノがチャンミンをみつめる優しい目と、照れて俯くチャンミン…もはやこれは現実ではないですかね(笑)
そう思うくらい、男同士とかそんなんではなく、人間として二人は深く深く繋がっているんだと思います(*^^*)
そんな二人だから、応援したくなるし、癒されるんですよね♪
チャミペンのYUNAさんが、ユノのことをこんなにも分かってくれているのに感動です(TT)
そんなユノを支えてくれているのがチャンミンだということ、ユノペンも知ってます(^^)v
mission、よかったですよね♪何度も言っちゃいますけど、黒髪ユノは半端ないです(*´∀`*)
背が高い二人はあの長さのホースじゃ腰痛くなりますよ( ̄▽ ̄;)最後、ポンプを投げたあとのチャンミンはマンネ顔で可愛かったです~(*^^*)
ユノの肺活量に感動しながら、ぜひユノが膨らませた風船を、私の目の前で割ってほしいと本気で思いました(≧▽≦)
ついに明日は運命の当落発表ですね(>_<)そわそわして仕事も手につかなそう(笑)
どうか皆さまがご希望の会場で二人に会えますように☆ミ