覚悟を決めてユノに聞く
「ヒョン
聞いてもいいですか?」
「ん?」
「あの...
ここにヒョンが来た日..
僕が......その...ベッドで...
好きな人はいるのって聞いた時
大切な人がいるって...答えましたよね.....
覚えてますか?」
「覚えてるよ
俺、ドキドキしてたからなあの時アハハ」
「それってヒョンにはその.....
付き合ってる...
そういう人がいるっていう事ですよね..
僕はてっきり電話の相手が彼女かと思ってたから...」
「付き合ってる大切な人はいるよ」
.................
あまりの即答に
一瞬....息が詰まった
.............そう....だ....よ....ね
分かってはいたけど
ユノは僕の事を大切に思っていてくれて
僕を愛してくれていると言ったけど
それはあくまで僕に対する特別な感情な訳で
他に付き合っている人がいてもおかしくないし
僕に責める資格も無い
それでもいい
僕はユノの口からしっかり聞いておきたかっただけだから
だからといって僕たちの何かが変わる訳でもない
だって
2人の間には間違いなく
男女間では得られない思いが共存しているはずだから
そして僕にとってユノの存在は
なくてはならない永遠のものだから
「.......あ
そうですか
ですよね、やっぱりアハハ」
変な事聞いちゃってすいませんでした」
少し気まずそうに
笑みを浮かべ下を向き髪を掻き毟る
「忘れてください
もう二度とこういう事は聞きませんから」
僕は石段からすっくと立ち上がり
空を見上げて下唇を噛む
「今、目の前にいる人」
「はい?」
僕は振り返りユノを見る
「俺のとても大切な人は
目の前にいるお前だよチャンミナ」
........あ....
胸の奥がキュンとなる
「愛してる」と言われ
「大切な人」と言われ
言い表わし様のない思いが込み上げて
僕は感動で心がいっぱいになった
どうにも言葉が見つからなくて
無言でユノの胸に飛び込む
そして少しでもユノの気持ちを疑った
自分自身の愚かさを責めて
その大きな胸の中に顔を埋めて僕は泣いた
「チャンミナ...?..」
「ごめん....
ごめんなさい....ヒョン」
震える僕の背中を優しく撫でながら
ユノは心配そうに覗き込む
「どうしたの?
チャンミナ何で泣くの?」
「ううん...なんでもない....なんでも....な.....」
「チャンミナ……
こっち向いて俺を見て」
僕はゆっくり顔を上げてユノを見る
ユノは泣き顔で濡れた僕の頬を両手で包み
目 鼻 頬 顎と
温かい吐息のする唇でゆっくりと
その涙を拭っていく
「.......僕......ヒョンの傍にずっといていいの
僕でいいの?....」
「俺はお前じゃなきゃ
駄目なんだよ…チャンミナ」
人に必要とされる事ほど生きている喜びはない
それが愛であれば尚更だろう
僕はユノに必要とされているのが
とてもとても嬉しかった
「僕.......
僕もヒョンを愛してます」
ユノの唇に自分の唇を重ね合わせる
そして心の中でこう呟く
「この人と決して離れたくない」
柔らかくそっと触れ合うユノの唇は
とても熱くて愛しくて
僕の涙の味がして少ししょっぱかった
つづく
愛のポチポチいつもありがとうございます!
更新の励みになってます感謝感激




いつも読んでくれてありがとうごじゃいます<(_ _)>
ユノに対する思いがどうにも溢れて止まらなくなっているチャンミン
お互いの気持ちをしっかり確認出来ましたね(*´∀`)
あー、、またチューしてしまいました~~
もっとやれ~~
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ごめんくだしゃい。こんばんわんです。
やや久ぶりにコメントです。
だって、この47話読んだら居てもたってもいられましぇんでした。
やだ・・・どうしよう。私、既にここの町内会の住人になってる。
言葉も染まってる・・・(°┌・・°)ホジホジ♪
前話からの流れでなんとなく、この成り行きを予想、妄想しておりましたが・・・
この話は、ユノが呼ぶチャンミナを全て「yaego」に予測変換、勝手変換して
進ませていただいております。
特にここら辺の
~~~~
ユノは泣き顔で濡れたyaegoの頬を両手で包み
目 鼻 頬 顎と
温かい吐息のする唇でゆっくりと
その涙を拭っていく
「.......わたし......オッパーの傍にずっといていいの
わたしでいいの?....」
「俺はお前じゃなきゃ
駄目なんだよ…yaego」
人に必要とされる事ほど生きている喜びはない
それが愛であれば尚更だろう
yaegoはユノに必要とされているのが
とてもとても嬉しかった
「わたし......
わたしもオッパーを愛してます」
ユノの唇に自分の唇を重ね合わせる
~~~~ぎゃ~~~~ぎゃ~~~ぎゃ~~~
妄想も甚だしいですだよぉ。
おまけに、オッパーになってる。
年をごまかすとか、そういうこと自体無理無理なのに・・・
なんて勝手!
いつもいつもYUNA様のお話、励みに楽しみに一生の中での極楽にしております。
やっとやっと、真剣にユノへの思いを伝えたチャンミナ。
ほんと、これが両思いなんだわぁあああ。
めでたしめでたしで終わるのでひょうか。
いよいよ、クライマックスでひょうか。
終わってほしくないです。はい。
話は代わり、10/4 5のライブビューイング。
初めて行きます。
地元は田舎だから、楽々当選なのかな。
両日とも二女と行く予定でしたが、受験生ということで二女が4日を辞退し、
途方に暮れてたら、何と部活の友達のお母様がチャンミンファンとのことで
チケット引き受けて下さり・・・・
初対面ですが、どうなるのでしょうか。
ちょっと緊張しております。
話ができるといいのですが・・・
今日は休みにてTONEコン&木コンDVD鑑賞しました。
どちらも涙ものです。
TONEコンのチャンミンのルックスに萌え萌えです。
あの髪型、あの細さ・・・
あのK&チャランドゥ・・・
1人で良かったっす。
私は昨日から風邪引き女です。
くしゃみばかり。
YUNA様もどうぞ、気をつけてくださいね。
長々失礼しましたです。