ユノが眠りにつく事が出来ないのはおそらく
体力が有り余っているのだろうと理解した僕
「ヒョン
疲れることしますか?」
「ん?」
僕はすっくと起き上がり
仰向けになっているユノの膝の上に股がった
太股を両手でグッと押さえつけ体重をかけ
ユノの下半身をしっかり固定する
「チャ...
チャンミナ?」
「腹筋」
「へ?」
「腹筋100回です
余裕でしょ?」
「......えっと...」
「100回きついですか?」
「いや、まぁ....
余裕といえば余裕だけど....」
「じゃ、始めましょ」
「こんな夜中に?」
「眠れないんでしょ?
体力有り余ってるんですよきっと」
「.....う~ん
でも腹筋はいいよ...チャンミナ」
「そうですか?」
固定していた手を緩め
僕は膝から降りて元の位置に戻ろうとする
「チャンミナ」
「はい?」
「もっとこっちおいで...」
「えっ////」
「嫌じゃなかったら
.....俺のもっとそばに来て」
「あ.....」
嫌な事なんて勿論何ひとつある訳がない
ゆっくりと僕はユノの隣に移動をして
肩の触れる距離に近づくと
ユノは腕を伸ばして僕の頭の下に置いた
「重く..ないですか?///」
「ぜんぜん」
逞しい胸板から伝わってくるユノの体温
ほんのりと香る呼吸は
微かに煙草の匂いがする
「あったかいなチャンミナの身体」
「あ..僕、汗かいちゃってて.....
ベタベタしないですか?
汗臭いかも....」
「うん
ちょっとしっとりしてるかな
ベタベタほどでもないけど」
「やっぱり/////
ですよね!僕...あの
もう一度シャワー浴びてきますっ」
起き上がろうとすると
グッと肩を抱き寄せられる
「それがいいんだよ...」
「え.....でも..」
「言ったろ?
俺はチャンミナの汗が好きだって」
そう言われても...
僕の汗の掻きかたは尋常ではなくて
新陳代謝がいいと言われれば
そうかもしれないけど
今のこの状態も
次から次へと汗の粒が流れてきている訳で
「他人の汗が好きなんて...
見ていて綺麗な汗もあるけど
好きっていうのとは違うと思うし...」
するとユノは
僕の首筋にじんわり流れている汗の粒を
指先で数滴すくいとると
それを自分の口元に持っていき舌でペロッと舐める
「あ///ヒョン!
そんな事、、やめてくださいっ///」
「すごく美味しいよ
チャンミナの汗」
「美味しいわけないじゃないですか////」
「美味しいよ
味はね、、そうだな
はちみつレモンみたい」
「しょっぱいでしょ??」
「甘い ♡ 」
ユノにそう言われて
僕は自分の汗の粒を指ですくい
ひと舐めして味を確認するが
.........しょっぱい.......
「.........あの.....甘くはないと思います
それに決して美味しくはないですよ....」
「程よい甘さで美味しいよ
全身舐め回したいくらいだ」
「ヒョン/////」
「アハーハーハ
チャンミナまた身体が熱くなったな」
「僕はもともと普通の人より
体温が若干高い方なんですっ」
「普通より?
体温って普通何度くらい?」
「35度~37度未満 くらいじゃないですか?
でも、一概には言えないみたいです
人間の体温は1日のうちでも変動しますから
平熱は時間帯によっても変わるみたいだし..」
「状況によっても変わるとか?」
「それもあると思います」
「じゃ
今の状況は体温が上がってるのかもな」
ひとつのベッドでのユノとのこの密着度
確かに僕の身体を
急激に火照らせたかもしれなくて
「え////
いや...僕...
そんな意味で言った訳じゃなくて!」
「アハハ
わかってるよ
体温が今上がってるってのは俺のこと」
「え?」
「どんどん上がってきてるみたい
緊張してるのかな俺」
「緊張って...あの....どうして...?.」
つづく
(この物語はフィクションです)
愛のポチポチいつもありがとうございます!
更新の励みになってます感謝感激




いつも読んでくれてありがとうごじゃいます<(_ _)>
南国での二人の夜がまったりと流れております
ユノに「そばに来て」と言われて
素直に腕枕に頭をのせるチャンミン
旅の始まりの時と比べ
明らかに二人の距離が縮まってきています
急がず焦らずゆっくりと
チャンミンの心にユノが溶けていきます様に (*´ω`*)
そして
新曲きましたか~
11月だから少し先ですね^^
「Time Works Wonders」
哀愁漂うソウルバラードですって
大人な感じの曲ですね^^
ソウルと聴いただけでテンション上がりました^^
2人の声質にピッタシなんじゃないでしょうかね~
あぁ楽しみ!
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ユノが甘くて、甘くて、甘~くて、心臓がおかしくなりそうです(+_+)
「もっとこっちおいで。」「嫌じゃなかったら…俺のもっとそばに来て。」って……。甘いよぅ。苦しいよぅ(>_<)
この言葉、日産の目覚まし時計みたいに、寝る前に聞く何か商品にしてほしいですっ! 激しく聞きたい! でも、ドキドキし過ぎて眠れんかも(笑)。
チャンミンの汗、はちみつレモン味ですかぁ(*´ω`*)
汗かきチャンミンだから、チャミ汗ドリンク、量的にゴクゴク飲めますね。
健康オタクのチャンミンの汗、体によさそう~(「トクホ」でいけますね)。
汗の味確認しちゃうとこ、ユノがそんなに言うならそうなのかな?って思っちゃったチャンミンがかわいいです。
続き楽しみにしてます。あー、こっちが緊張する~(笑)