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2014/12/31 Wed  17:06
トキを超えて 7話「確信」




温もりは嘘をつけない


僕は確信した




目の前のこの人は
間違いなく僕の知っているユノだ




名前も同じ
誕生日は西暦がずれているけど日にちは同じ
何から何までそっくりなのは当たり前だ
本人なのだから




でもこの時代にユノが何故....

85年12月といえば
ユノが生まれる2か月前じゃないか...




次元の異なる過去に来てしまったとか
そういう事なのだろうか


だとすれば僕は....


別の僕もここに存在するという事なんだろうか...
それとも....






「どうした?
考え込んじゃって
よっぽどの訳ありなんだなお前
帰るとこあるのか?」





帰るとこ....そっか....

僕どこに帰ったらいいんだろう....






「あのさ」


「はい...」


「良かったらここにいてもいいぞ」


「え?」


「行くとこないんだろ?
俺は構わないよ
お前なかなかいい奴みたいだし
それに...」


「それに?」




「なんていうかな...
何だか一緒にいないといけない様な...
よく分からないけど放っておけないっていうか
チャンドラにも似てるしな
もう一匹くらい増えてもどうって事ないしね」



「だから僕は犬じゃありません」



しかめっ面をして頬を膨らます僕の喉を
にこにこ笑いながらユノさんは優しく撫でる



ドキッとして僕が身体をビクッとさせると
ユノさんは少し驚いた様に目をぱちくりと瞬きをして



「あ...ごめん
俺に触られるの嫌か?」


「...いえ
そういう訳じゃ..なくて...」




ドキドキしたなんて...
身体が反応してしまったなんて言えない






「とりあえず俺これから仕事だから
お前も来るか?」


「え?一緒に行ってもいいんですか?」



「いいよ
でもその服装はないかな…
本当に職業モデル?
これに着替えて」




渡されたのはシックなブラックのスーツにシルクの薄いYシャツ



「これ着るんですか?
結婚式とか?」


「ドレスコードあるところだから
とりあえず無難な感じでね」




「ふぅ~ん...
あの...どこで着がえたらいいですか?」


「別にどこでもいいよ
男同士だろ」




「そうだけど...」





戸惑ってなかなか着替えられない僕
ユノさんはそれを察したように





「う~んと……
何か暑くなっちゃったな
もう一回シャワー浴びてこようっと」




バタン







外は底冷えする様な寒さ
割れたガラスはダンボールで応急処置をしたけど
冷たいすきま風がヒューヒューと入ってくる



暑いわけなんてないのに...
気を使ってくれているのが分かった。




僕が着替えてから
しばらくしてユノさんが部屋に戻ってくる
ドアを開くと




「おぉ~~~~~」





スーツを身に纏った僕の回りをユノさんはぐるぐると回り
上から下まで何度も繰り返し見入る




「あの...
そんなに珍しい事もないと思うんですけど..
何か変ですか?」



「いや~
お前さ。
スゲーよ!めちゃめちゃかっこいいじゃん!
まじナウいわ!
やっぱモデルだわ」




「ナウいって.…?」



「最高の褒め言葉だよ!
ほんと流行語何も知らないんだなチャンミン」




流行語....

あ、そっか
この時代に流行った言葉なんだきっと





「足長いんだな!
俺、自分よか背の高いやつってあんま会った事なくてさ
ピッタリだなズボンの丈もバッチリ!」




なんだかよく分からないけど
ユノさんが喜んでくれているみたいで良かった


スーツは衣装とし仕事で着る事も時々あるから
実は少し着こなし方には慣れていた




「あ、このスーツはユノさんの...」




振り向いたそこにはトランクス一枚のユノさん
着替え中だった




「あ、、ごめんなさい////」



「ん?なに?」



「いえ、何でも///」





素肌に黒のランニングシャツは
逞しいユノさんの胸板と二の腕を際立たせた

下半身にフィットする同色のスリムなパンツに
真っ赤なジャケットを羽織って
左袖の部分にスカーフを巻き付ける

少し太めのシルバーのネックレス
仕上げにはパンツと同じ色のハットを斜めに深々と被った





マイケルジャクソンみたいだ・・




「ん?」



「あ、いえ、
マイケルジャクソンみたいな雰囲気だなって」



「そっか?やっぱりそう思う?
俺マイケルの大ファンなんだよね
「BAD」のツアーも昨年行ったしな
ムーンウォークも勉強したんだぜ
チャンミンは?」




「マイケルジャクソンは憧れます
もっと活躍してほしかったと思うし」




「何言ってんだよ
マイケルは今大活躍じゃないか
今年はアフリカ飢餓救済のためのプロジェクトにも参加したし
「We Are The World」知ってるだろ?」




「あ...」





「マイケルはさ
きっと50歳になっても60歳になっても
パフォーマンスし続けると思うんだよね
キングなのに永遠の少年だしな。
俺、本当に尊敬してるんだ
マイケルは俺の師匠!」






マイケルジャクソンはこれから先
24年後には亡くなるんだ....

でも確かにユノさんの言う様に
彼は50歳までステージに立ち続けた






「なぁチャンミンも思うだろ?」



「あ、はい
何年経っても人々の心に永遠に居続ける
素晴らしいアーティストだと思います」




「だよな!
さて時間だそろそろ出かけるか
チャンドラ留守を頼むぞ」





「ワン!」





玄関口でチャンドラにチュッとキスをして
ユノさんは靴を履く





「あの...ドレスコードあるのに
ネクタイとかはいらないんですか?」


「あぁいらないいらない
あっ、でも待って
これしろよ」


「はい?」




ユノさんが持っているのは黒のラメの入った少し細めのリボン



「これ...?」



「チャンミンはネクタイじゃなくてこっちの方が似合いそうだもんな
おいで付けてあげる」



「....あ..自分で付けられます///」


「いいから、ほら」




僕の首に手を回すと
ユノさんはリボンを前で結ぼうとする




近い......






すぐそこにあるユノさんの顔にドキドキしながらも
僕はチラチラと何度もユノさんを見た






……ユノ






ユノさんがユノだと確信して
今すぐ抱き締めたい衝動にかられる自分を
僕は必死で抑えた






「出来た!
チャンミン凄く似合ってるよ」



「ありがとうございます/////」








ユノさんの結んでくれたリボン



ちょっと不器用な結び目は
少し斜めになって傾いた










今年も沢山の愛のポチポチ
ありがとうございました!
感謝でいっぱいです ( ´ ; ω ; ` )
YUNA感激
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クリスマスから突然にスタートした
「トキを超えて」
タイムスリップと言うことで
分かりにくい複雑な部分も結構あるんですが
大丈夫ですかね(^_^;


ざっとここまでのストーリー
↓ ↓

2014年12月24日
クリスマスイブにチャンミンがユノに会いに行く途中
道路でオートバイにひかれそうになっていた
白い仔犬を助けて
目が覚めるとそこは1985年に存在しているユノの部屋だった

誕生日の西暦以外は全てが2014年のユノとそっくりな「ユノさん」
このユノさんは85年12月の時点で28歳
つまり今のユノと同じ年令。


最初は過去に来てしまった事を半信半疑だったチャンミンだが
タイムスリップしてしまった事にようやく自覚すると同時に
ユノにそっくりな過去の「ユノさん」を肌の温もりと手相から同一人物だと確信する。

ここまてがざっとした今までのストーリーです

二人がぎりぎりこの世にまだ誕生していない
ユノが誕生する二ヶ月前の
85年の日本にスポットを当ててみました(^_^;

彼らは遠い昔から
日本とは切っても切れない縁があるという願いを込めて
あえて二人の出会いは韓国ではなくて日本


キャラクターとしては
チャンミンはチャンミンのままで
ユノはちょっと複雑で
ここでの過去のユノさんは
現在のユノが生きてきた環境とは少しだけ違います。
だから口調や仕草は多少異なりますが
しかし根本はユノはユノなので
2014年の未来からやってきたチャンミンに出会った事で
ユノは本来のユノにだんだん近くなっていきます。

少しネタバレですけど
チャンミンは偶然にこの時代に来てしまった訳でもなく
ちゃんと理由があります。
それは後々に^^


やっぱちょっと分かりにくいかな?(;・ω・)




そしてここからはリアルなお話

2014年今年も色々とお世話になりましたm(__)m

今年もこうしてブログを続けて来られたのも
皆様のお陰です!

2015年も東方神起を通じて
皆さんと楽しくワイワイしていけたらシアワセです(*´ー`*)

これからもよろしくお願い致します!


良いお年を~
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テーマ : 東方神起   ジャンル : アイドル・芸能

プロフィール

YUNA

Author:YUNA
ご訪問ありがとうございます☆
東方神起を愛してやまないYUNAと申します
チャンミンのピュアな魅力にどっぷりハマってます♥
ユノが大好きです敬愛しています^^
2人の温かい空気感が大好き
東方神起には夢と希望と幸せを貰っています
他には赤ワインが大好物!!
趣味は?と聞かれると
東方神起と赤ワインと答えてしまいます。どうぞよろしくお願いします(*_ _)ペコリ
コメントはお気軽に♪
トン好き酒好き大歓迎!

♥I LOVE Changmin♥

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