ユノはゆっくり僕の身体をおこしてから
自分も石段の上に座り直す
「チャンミナ....
ごめん...俺...…」
「…あ…いえ…」
「なんか………
おさまらなくなっちゃって」
「いえ....僕こそ....
こんなとこで...その....でも謝らないでください....」
「でも…」
「はい…」
「俺がもし…
あのまま抑えきれなかったら
チャンミナはどうしてた……?」
「え......」
何て答えたらいいのか分からなかった
YesともNoとも言いづらく
僕は顔を真っ赤にして目をパチパチと瞬きをさせながら
下唇を噛んでユノを見詰めた
「僕も……
…あ……僕は…その……
今は…まだ色々…分からないっていうか…」
「俺は
チャンミナが嫌ならしない」
嫌だなんて…
そんなわけ…でも…
ただ…僕は………
「俺は...
お前に別にこういう事を求めてる訳じゃないから
ただ、好きだから....
どうにもならない時もあるのかもしれないけど」
ユノの言っている事が僕にはとても理解が出来た
それは当然といえば当然で
僕達の若さでは
こういう欲望を抑えるなんて事は至難の技だ
これは男同士だから余計に分かることで…
「ヒョン.......僕....怖いんです...実はとっても」
「うん
チャンミナが思ってる事だいたい分かるから
もうそれ以上何も深く考えなくていいよ....」
「ヒョンの....
ヒョンの気持ちも聞かせてください」
「俺はね....
俺達....付き合い長くて互いの事良く分かってるつもりだけど
俺自身はもっともっとチャンミナを知りたいし理解していきたい
勿論それは急いでないし
むしろゆっくり時間をかけて一緒に過ごしていきながら
負担にならずに
自然な形で歩いていけたらっていうのが理想だけど...」
「自然な形?」
「まぁ....でも理屈だよな
思った通りにはいかない事多いし
俺、格好つけすぎかなアハハ」
「負担にならずって何ですか?...」
「うん......
たとえば、チャンミナの身の回りに進展があったり
状況が変化したりする事はあるかもしれないだろ?」
「進展?変化?
それは僕に彼女が出来たりとか
結婚とかそういう事ですか?」
「まぁ...それだけじゃないけど
そういう事も含めてっていう事かな...
俺はどんな形でもお前とずっと一緒にいたいから」
「やだ...」
「チャンミナ?」
「僕はそんなの考えられません
彼女なんていらない!
僕はヒョンがいればそれでいいっ!!」
真っ赤な顔をして大声を出す僕
いつかは.....
もしかしたらお互いにパートナーが現れて
そのうちに僕達は別々の家庭を築いていったり
あるいはお互いの家族同士で交流を深めて
親戚みたいな関係になっていくんだろうか
それが僕とユノにとっての
将来の幸せな自然な形なんだろうか
でも
今の僕にはそんな事は全く考えられないし考えたくも無い
相手の幸せを願う事も愛だと思うけど
僕はユノと一緒に幸せになりたい
彼女なんて....
結婚なんて....
そんな事言わないでよ.....僕が大事な人は
僕にはユノしか見えないんだから.....
つづく
愛のポチポチいつもありがとうございます!
更新の励みになってます感謝感激




いつも読んでくれてありがとうごじゃいます<(_ _)>
確信に触れすぎ^^;;
でもユノの気持ちもよーく分かるしチャンミンの思いも分かるし
やはり互いが一生のパートナーってことでいいんじゃないかなぁ
あくまで妄想の世界のお話ですが<(_ _)>
えっとリアルでは
BeatBurgerのMVがFULL公開されましたね^^
ちょっとドキッとするシーンもあったけどまぁセーフですね^^;;
あとはチャンミンとRed Velvetの対談でしたっけか?
これまだ翻訳しか読んでないんだけど
とりあえずサジンが女子会にしか見えなかったw
SMT東京のグッズも発表されましたね!
ピアスがまともかなぁ
でもピアスしてないしなぁ^^;;
ライブビュでも買えるみたいですね~
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