肌蹴た胸元を直そうとする僕
するとユノはその手を握って
「いいよ....
そのままで...」
「え.....」
ユノの表情が
今夜のショータイムのキスの時みたいに
微笑んでいたかと思うと
急に真面目になる
一時も逸らすことなく
ユノは僕の瞳を見詰めた
「すごく綺麗だよチャンミナ....」
息が...
苦しい......
心臓の鼓動が早くなる
戸惑う思いで何かを言おうとするが
身体は固まる一方で
言葉が出てこない
片方のユノの指先が
僕の肩から胸元に滑り落ちる
生唾を呑む音と同時に喉が震えた
身動きが出来ずに
そのままじっとしていると
小刻みに呼吸をするその僕の喉に
ユノはそっと口づける
その時
肩の傷にユノの小指の爪先がわずかに触れ
僕はピクッと身体を捩らせた
「ここ...
やっぱりまだ痛むか？
「う...うん....
でも...大丈夫....」
「血....少し滲んでるな...爪あたったか...」
「ほんとに大丈夫.....
どうってことないよ」
「いいから、じっとして」
そう言うとユノは
僕の肩の傷に自分の唇を押し当てると
滲んでいる血を
ゆっくり静かに舌先で吸いとっていく
「..っツ.......！....」
「痛いか？」
「あ.....いえ....
ヒョン......あ.....の......」
傷口を舌先で吸われた瞬間
何とも言い様のない痛みが走った
でも....
それ以上に....
今まで感じた事のない感覚が
僕の中で熱くじわじわと込み上げてくる
.......それは
痛みさえを上回る程で....
僕はこの感情を
どうコントロールしていいのか分からなかった
「花......」
「.....え.......？」
「チャンミナのここ...花みたいだ.....」
滲んだ血は色鮮やかに
まるで赤い蕾がゆっくり開いていく様に
僕の白い肌の一点を染めた
ユノは丹念にそっと
何度も血を吸いとった後
テーブルに置かれていた救急箱から
ガーゼを取り出し薬を塗り
傷口に軽く当てて処置をすると
「 もう大丈夫」
微笑みながら僕の頭を撫でる
自分の顔が一体どんな顔をしているのか
全く想像もつかなくて
恥ずかしくて下を向いたまま指を組み
激しく打つ鼓動を
一生懸命に静めようとした
ユノは僕の手を
両手で優しく握り締め
「チャンミナの赤い花...
蜜みたいに甘かった」
そう言いながら
目を細めていとおしそうに
肩の傷口の場所を見詰めた
僕は下を向いたまま
少し震える小さな声で
「ヒョン...
なんで....
なんでこんな事するの？...」
「こんな事って？」
「だから....その.....」
「なんで血を吸ったのかって？」
「いや...
あ.....う..ん....」
「そんなの決まってんだろ」
「え？」
「俺はヴァンパイアだから 」
突然鋭い目つきになったかと思うと
少し荒々しく僕の肩に腕を回し
耳朶に唇を近づけて
低い声で囁く
「お前はもう俺のものだ」
耳朶が真っ赤になり
額からは汗が零れ落ちた
まるで映画のワンシーンの様なセリフに
キョトンと目を丸くしながら
僕はまた身体を固めている
これ.......
ユノのこの行為は......
ショータイムの延長みたいなものなんだろうか
まだヴァンパイアになりきっているという事なのか.....
僕はユノの心理がよく掴めなくて
戸惑うばかりで黙りこんでしまう
つづく
（この物語はフィクションです）
愛のポチポチいつもありがとうございます！
更新の励みになってます感謝感激
ヴァンパイアユノに血を吸われるハナヨメチャンミンに
ドキドキムラムラ
ユノはヴァンパイアに成りきってる.....？
それだけじゃないよね(*´ー｀*)
さて
チャンミンの来日で本日は空気が美味しかったですね＾＾
久々に顔を見せてくれました～
空港動画→
こちらお気に入りのサジン数枚＾＾
ちゃーんみーーーん ＼(￣∇￣￣*)ノあぁ久しぶりに叫んだ
髪の色が綺麗ですね～
いつもチャンミンのする髪型に戻ったって感じかな
少し痩せて若返りましたね。
いつまでいるのかな～ルンルンルン
最後に激かばいいユノ～～
ひゃ～～
撮影ファイティン！
( *´∀｀)
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