チャンミン yes!

僕達の会話は
深夜になっても尽きる事が無かった


二人で暮らしていた頃は

こうしてゆっくり語り合える時間は
数える程しかなく

大半は
仕事や事務所の仲間達の話がほとんどで

普段から二人とも特に言葉が多い訳ではなく
ブライベートな事はあえてお互い口にはしない方だった


特にユノは
たまのオフの日でも次にやるべき仕事や
そこに取り組む準備など常日頃から勉強熱心で

時には気晴らしに
出掛けていたりもしていたけど
オフでも頻繁に事務所に出向く事が多かった


僕は僕で部屋に篭り自分の趣味に没頭したり
外出する時は大抵スポーツ観戦だったり
決まった場所に飲みに行く事がめっぽう多い


一緒に暮らしているからといって
仕事以外はそれほど共に行動する訳でもなく

それぞれ干渉せずに
互いの時間を大切にして尊重し合う事が
いつの日か二人の中で
暗黙の了解になっていたんだと思う


今夜の様にこんな風に
たわいのない話で
二人して夜中に笑い転げる事なんて
ここ何年も無かった気がする



「ヒョン
僕....ほんと...ほんとに楽しい」



「チャンミナ？
ほんと？俺来て嬉しかった？」


「ヒョンは僕と一緒にいて嬉しいですか？」


「うん。
俺、チャンミナといる時が一番幸せ」



「しあわせ....
僕といる時が？どんな風に？」



「チャンミナと一緒だと安心するし
何も怖くないってゆうかさ
俺にとってお守りみたいなもんかな」



「僕がヒョンのお守りですか？」



「そう。
たったひとつの俺のお守り
お前が一緒にいてくれたら
俺は何でも出来そうな気がする」




疑問系の僕の言葉に淡々と答えるユノ

一言一言がとても嬉しかった...




「僕も.....いつも......
できればずっと......
ずっといつも一緒にいたいです」



素直な気持ちを言葉にする


ユノの顔が嬉しそうにクシャクシャになった



「チャンミナ
そういえばさっきの傷
手当てした方がいいんじゃない？」


テーブルの上には
救急箱と一緒にプルメリアの花が置かれている


スタッフは最後まで僕の肩の傷を気にかけてくれていた



「ほら、
ちゃんと薬も用意しといてくれたみたいだしさ」



「気持ちは嬉しいけど
オーバーですよぉ～これ」



「小さくても怪我は怪我だからな
一応薬だけは塗っとこうなっ？」



「はいはい分かりました」


僕はソファーに仰向けで寝そべりながら
首だけを上下にコクンとさせた



ユノは僕の方をじっと見ると
顔を少し近づけて



「しかしさ.....」


「はい？」


「それ、ちょっと刺激的すぎるんだけど...」


「え？」



ふと気がづくと

笑い転げて暴れたせいか
ドレスが肌蹴けて胸の辺りが
かなり露出されていた



そうだ....

僕はまだハナヨメのままだったんだ.....




「ど、どこ見てるんですか！」



「いや、だって目に入っちゃうだろ？
こんな格好でソファーで仰向けでいたらさ....」



僕はなんだか凄く恥ずかしくなり
ソファーから身体を起こし
肌蹴た胸元を直そうとする


するとユノはその手を握って



「いいよ....
そのままで...」



「え.....」



目を丸くして
握られた自分の手と
ユノの顔を交互に見る



その時


僕を見詰めるユノの表情が変わった











つづく

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（この物語はフィクションです）

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「夜警日誌」初回から高視聴率だった様ですね。


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そしてファンイベ二次がきましたね～

希望の会場に沢山の皆様が参加出来ますように！

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テーマ : 東方神起   ジャンル : アイドル・芸能