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2015/12/31 Thu  00:21
meeting again 3

「meeting again 3」













「はーやーくー
チャンミナ着替えてきて」










・・・ふぅ。。




仕方なく一式セットを抱えて
背中を丸めてゆっくりと無言で隣の部屋に移動をする僕


もそもそと着替えを済ませてウィッグを装着
メイク道具の中から口紅を取り出して鏡に向かおうとすると









「へぇ・・
手慣れてるんだなチャンミナ」









「ひっ」











ーーって
いつからそこにいたんだーー










「もう!びっくりするじゃないですかぁ~
いつからいたの?
着替えとか見た?僕がブラジャーつけるとことか見た?//////」






「ううん。
今来たから見てないよ
てか、チャンミナ、ブラジャーまでつけたのぉ?まじで?
本格的だなアハーハーハ」











・・・くっ

そこまでしなくても良かったのか・・・///








「脱ぎます。
ブラジャーとるからあっち行ってて」







「なんで?いいじゃん。
そんなナイスバディなのにバストがないのは不自然だと思うよ
いいから、そのままで!ねっ」





「でも、結構これ大変なんですよぉ
ストラッブ無しだから下にずれ落ちちゃうし
気を付けないとパットも移動しちゃったりとか……」





「おぉ・・なるほど~
女の人も色々と大変なんだな。
ワイヤーとか入ってないの?」





「入ってるけどそれでもずれちゃったりするんですよぉ」





「それって痛いだろ?」





「うん。少し・・
なんていうかたまにスレるっていうか
変な違和感があって…
多分サイズが合ってないんだと思うけど」





「どれ?
見せてごらん」




「嫌っ///」





「なんだよ
恥ずかしいのチャンミナ?
俺に見せるんなら別にいいじゃん」




「絶対に嫌っ///」












・・・ユノだから恥ずかしいんだよ



耳を真っ赤にして
両手で胸を隠し下を向いて嫌々と首を横に振る僕

こんな格好をしていると自然と仕草も女性っぽくなるから不思議





…………って





なんでこんな会話になってんだろ💦











「アハハ
わかったわかった
冗談だって!」




「もうっ///
ただでさえ恥ずかしいのにやめてくださいよぉ」






「あ、口紅はあんまり濃くつけなくていいからね。
そうだな…
色はイチゴジャムみたいなのある?
スイカシャーベットでもいいんだけど♪」





「そんなに何本もありませんよ。
これ1本だけです」







淡いピンクの口紅を唇に滑らせて
下唇と上唇を擦り合わせる

ティッシュで軽く押さえてふと目線をずらすと
鏡越しにユノのキョトンとした顔が見えた






「メイクはこれだけしかしませんよ。
アイツらは面白がって色々と塗りたぐりたがるけど
そうすると余計に男っぽくなっちゃうっていうか
これだけで十分なんです」





瞬きを忘れたように相変わらずキョトンと
鏡の向こうからこちらをじーっと見るユノ






「ヒョンなあに?」





「チャンミナ・・
男にしとくのは勿体な・・いや、
男で良かったんだけど」





「何わけ分からないこと言ってるんですか~
普通で考えたらありえないですよぉ
僕こういう趣味ほとんどないですからっ」





ボーッと僕の顔を見詰めたきりのユノは
鏡越しのすぐ後ろまで迫ってくると肩にそっと手をのせてくる








「サクラ……」






「え??」






「サクラ……みたいだ」









何を言っているのか聞き取れずに
目をパチパチさせて振り返りユノの顔を見ると
そのタイミングでいきなりガバッと抱き寄せられる










「チュッ♡ 」









えっ///////////











・・・・・・





抱き寄せたと同時に一瞬で唇を奪われた




いや、奪われたと言うほどのものでもなく
こういうのは挨拶程度の
・・なんていうのか
フレンキスとでもいうんだろか・・








「ヒョン!
な、な、////」







「だって…
サクラ思い出しちゃったから」








「サクラ?」







「うん。なんかね
チャンミナの綺麗なピンクの唇がさ
サクラの花びらみたいだったから・・
なんていうかな・・春みたいな
恋しいってこういう気持ちなんだろうなきっと」









「………」








それが一瞬のキスと
どう結び付くのかは意味はよく分からなかったけど

要するに春が恋しいという事なのだろうと
僕は理解をした













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2015/12/28 Mon  00:23
meeting again 2

「meeting again 2」











ユノはいつも通りに過ごしたいと言った



その言葉通り
こうして僕の部屋で二人で過ごす時間は
少し前とそう変わらない


でも
それが何よりも特別な時間であった事

口にさえ出さなかったけど
ユノも僕も深く感じていた





1分1秒離れていたくない


今日の僕たちの時間は限られているのだから













「分かりました。
じゃ、一緒に行きましょう
ヒョンこの帽子被る?」





「いや、せっかくだから思いきって完璧にやろうぜ。
チャンミナ、ギュラインでいつもやってるんだろ?アレ」





「え、、アレってもしや・・」








「そう、アレ」





「な、なんでヒョンが知ってるの??」







「前にミノから聞いた」










・・・・あ、あいつか









アレというのはおそらく女装ゲームの事だと思う


以前ギュラインでガールズグループのステージをやってから
すっかり僕たちの集まりの中ではブームとなった罰ゲーム








「対戦ゲームに負けたやつが女装して酒買出しに行くんだろ?」





「あ、、
でもそれはその、、
勿論、早い時間とかじゃなくて
それに皆酔っぱらいで、、ノリっていうかその、、」






「他のやつは店員からリアルに怯えた顔で後退りされるけど
チャンミナだけは全く違和感ないって」







「……違和感はありますよぉ
どう考えてもこんなデカい女の人めったにいないでしょ。。。」






「ナンパもされたんだって?」









ーーーーぎくっ





「え、あ、ナ、ナンパって
あれは、その、僕の事どこかのモデルさんと勘違いして食事誘われ・・あ、じゃなくて、結局、どこにも行ってないですよ!
メアドとかも教えてないしっ」







って、、、










ーーーなんで僕はこんな言い訳をしてるんだーー








「ヒョン…
もしかして、あの、、」






「チャンミナの部屋に保管してあるって言ってたぞ一式セットで。
どんなやつか見せて」









げっ






・・・・ったく、あいつは
お喋りなんだから・・・








しぶしぶとクローゼットの奥の方から
箱を引っ張り出して中身を広げる


セミロングの茶髪のウィッグ
無地の色鮮やかなワンピース
白のミュールにパットの入ったブラジャー
メイク道具フルセット




ユノはにやにやと笑いながら
僕を上から下まで見回すと





「お前らも好きだな~
よし!これにしよう」





「は?」





「チャンミナはじゃ、これで変装ね」






「えぇっ??
なんで僕がこれ今やらなきゃいけないんですか??
罰ゲームでもないのに、なんで…….」






「いいじゃん
たまには遊び心で俺とも楽しもうよ」








・・・遊び心って・・・
もしや・・飲んでもいないのに酔っ払ってるのか・・?







「じ、じゃ、ヒョンは何に変装するんですか?」





「俺はこれ」






そう言うと自分の黒いリュックの中から
何かを取り出して顎の辺りにそれをつける







「つけ…ひげ…」





「そう♪
よく出来てるだろこれ」










・・・・なんで、そんなの持ち歩いてんだよ

さっき変装とかしないって言ってたくせに。。。






「・・・それだけですか?
付け髭だけ?」





「そう。
十分だろ。これで
俺って分かんないよねぇ♪」





「付け髭つけたチョンユンホって誰が見ても分かりますけど」





「いいからいいから
とにかくチャンミナ早く変装してみて!」




「いや、、
やっぱりこれ目立ちますよ……///」




「いいからー
ギュラインとはいつも楽しんでるんだろ?」







・・・まぁそうだけど。。。



でも素面でこれって・・
しかもわざわざ女装してにんにく買いにいくって・・いったい・・
はぁ・・・






「どうしてもやらなきゃダメですか?
まだ外暗くないのに違う意味で人だかり出来ちゃいますよ・・」




「その時はチャンミナ抱きかかえて
俺、全力で逃げる!」





「それが一番目立つじゃないですかぁ///」





「そうかぁ?
俺、走るの速いぞー
ここのとこ走ってばかりの日とかあったからなぁ
かなり鍛えられたし
誰にも負けない自信があるしねアハハ」







・・って

そういうことじゃないんだけど。。。









ちょっと困っている僕の顔を除き込むようにして
白い歯を見せてユノはにっこりと笑う



いたずらっぽい日焼けをしたその顔は
出逢った頃のあの日の少年チョンユンホを思い出して
少し懐かしい気がした















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大丈夫です。
女装で買い物は行きませんよぅ(^_^;
てか、にんにく買いにいくのやめたら?ってツッコミが聞こえてきそうですが(笑)

2015/12/25 Fri  22:39
meeting again 1

「meeting again 1」













あ・・・
にんにく切らしてた・・




やっぱり入れないとコクも変わるしなぁ



買ってくるか……












「ヒョン
食材足りないものあったから
僕、ちょっと買ってきます」






リビングのソファーにゴロンと横たわって本を読んでいるユノ

スナックをポリポリと口一杯に頬張りながら
こっちを向いて





「ん?
何かないの?
いいよ、無いならそれ抜きでいいんじゃない?」





「いえ、
入れると入れないとではパスタの味が全く変わっちゃうからダメなんです。
行ってきますね」






帽子を深く被って車のキーを手に取り玄関に向かおうとすると

ソファーから飛び起きたユノが
背後から僕の手首をぎゅっと捕まえる








「チャンミナ待って」





「はい?」






「一緒に行こう。
買い物」






「え、でも…
二人でいたら目立っちゃいますよぉ
まだ明るいし…
ヒョンは待っててください」






「大丈夫大丈夫。
変装してけばいいじゃん
俺、よくやるし
ぜっんぜんバレないよ」










・・・・変装











「変装って
帽子とかマスクとかじゃなくて?
もしやウィッグつけたり?」






「ううん。
そういうのはかえって目立つからやらない」






「じゃ、サングラス??
うーん、でもそれじゃいつものチョンユンホだし……」






「サングラスもかけないよ
何にもつけないの。
このまんま」






「このまんまって……
それじゃ、バレバレじゃないですか??」







「いいか
大事なのはここから。
まず、いかに一般の人に混ざって馴染むかが重要なんだ」







「へ?」









「だーかーらー
一般人のふりをするんだよ」







「あの…
それって変装って言わないんじゃねーですか?
成りきるってことですよね?」








「一般の人に変装するんだから
変装は変装だろ」















・・・・また訳のわからないことを言い出した








ヒョンは時々
突拍子もない事を言い出す時がある


でもそれは決して冗談で言っているわけでもなくて
かなり本気で思い込んでいるから
いちいち否定するのも何かと迷う











「分かりました。
とにかくヒョンはここで待っててください
僕行ってきますから。」





「チャンミナ
あのさ・・・」





「はい?」




「今、すんなり流しただろ」






「・・いえ、べつに」









・・・・バレたか











「ねぇ~~チャンミナ~
一緒に行こうよ~」






僕の手首を掴んだまま
大きな身体を左右にくねくねと揺らして駄々をこねるユノ

まるでおねだりをする子供みたいだ

まぁ、いつもの事だけど……
どこに行くのにもユノは僕に着いて行きたがるから



心配なのか?
それとも、そんなに僕と一時も離れたくないの?






う~ん
今日はどうやって納得させたらいいのか……




口元が少し緩んでしまったのを隠しながら
僕はちょっと強めの口調で




「僕、一般の人のふりとか出来ません。
勿論、今はこうしてプライベートで部屋にいるから歌手という職業とは離れてごく普通に過ごしているけど
でも外に出たらそうはいかないでしょ。
一人で行って来ますから」






そうきっぱり言い切っても
ユノは僕の手を一向に離そうとはせずに会話を続行させる







「うーん
堂々としてれば案外バレないんだよねぇ
ちょっと前だけど俺、普通にアイスクリーム屋に入ったけど何にも言われなかったしね。」






「人だかりとか出来なかった?
変わったことは?」






「もともと人気のあるお店だから混雑はしてたかなぁ。。
あ、そういえばオーダーはちょっと間違ってたりしてたかなぁ」






「オーダー?」






「うん。
イチゴとチョコのダブルで頼んだのに
トリプルになってたんだよね。
他にも頼んでないイチゴシェイクとかついてきたし混雑してたから慌てちゃったんだと思うけどね。
お金払うって言ったのにサービスだからいいって受け取ってもらえなかったんだよ」










・・・・それ・・・
完全にバレてる・・・・







「あ、ビリヤードの時も全然平気だったよ」



「それ、7月くらいですよね」




「そうそう。
あれ?俺、チャンミナに言ったっけ?」











・・・・・写真・・
Twitterに流れてたし・・・











「だから大丈夫だって♪
そうだ!なるべく小さな店に行こうか!
まさか俺達がこんなとこにいるわけないって思う様なそうだな…
商店街とかどう?
100%楽勝かなって思うけどアハーハ」











・・・・なぜに
そう言い切れるんだろう・・・





それにしても
手を繋ぎ合いながら玄関前で延々とこんな会話

僕たちっていったい・・




てか、
にんにく買いに行くだけなんだけど💦









「う~んと、、
この辺で一番近い商店街っていえば…」






「いえ、かえってめんどくさいですから
僕、車でササッと済ませてきちゃいます」





……だいたい
一般人に変装とか意味わからないし







早口でそう言いいながら
繋いでいた手をほどいて部屋を出ようとすると
シャツの裾をすぐにまた引っ張られて




「待てよチャンミナ~~
分かった分かった !
じゃ、ちゃんとした変装して一緒にいこう」






「ヒョン
そこまでして一緒に行きたいですか?」







「それを俺に言わせるのかぁ?」













---------- 勿論

ずっと一緒にいたい気持ちは同じだった





手紙で日程を知らせてもらってから
この日をずっと待ち望んでいたことは事実で

数日前から気持ちが高鳴る一方
それでも二人きりで会えるかどうかは半信半疑だったから







ユノが行ってから初めての休暇

僕たちは再会した















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みなしゃんこんにちわ(^-^)/

しばらく妄想のお話をUPしまーふ
はい、前記事にも書いたように
お蔵入りにしていたものなのでこんな感じですが(^_^;

秋くらいにユノの初休暇があったとき
当然二人は再会してるんだろうな!うぎゃー♡ と自己満足でガーッとその時に書いたものなんですけど
なんとなくそのままお蔵入りしてしまっていた妄想のお話です。

特に大きな展開はなくてまったりで
徐々に手を加えても5話~くらいで完結かな?って予定してます
途中、通常記事の更新もあるかもしれないですが、お時間ある方はお付き合いくだしゃいm(__)m

そして12月26日は東方神起12周年
ユノ チャンミンおめでとう!

今後の活動も楽しみにしています!
二人が未来に走り続けていく限り
ずっとずっと応援するからねq(^-^q)



バリの空に向かって
「東方神起バグース!!」と叫んでいるYUNAでした←バグースはインドネシア語で「最高」という意味です(^ー^)

それでわ、また!

テーマ : 東方神起   ジャンル : アイドル・芸能

2015/07/21 Tue  21:09
7月の空ノ下 最終話「隣」


7月21日 快晴



夏の空はすっきりと晴れ渡り
どこまでも真っ青に広がって
穏やかな風と共に途切れた雲はゆっくりと流れた



僕は昼過ぎに起きて身支度を始める

ユノが行ったあと
マンションの後片づけをするためだ




部屋に到着して鍵を開けて中に入ると
思っていたよりも整理整頓がきちんとされていた







・・・ちゃんと片付けていったんだ

ぎりぎりまで忙しかったのに・・





・・・ユノの匂いがする・・・






フーッとため息を吐いてソファーに座ると
テーブルの上に置いてある蓋の開いた段ボールが目に入った


気になって中を覗いてみると








・・・あ、これ






箱の中には
僕とユノが共同生活していた頃に使っていた懐かしい備品が
ひとつひとつ丁寧に詰められていた








・・・・これ
まだとってあったんだ・・






思えばこの見慣れた大きなソファーも
僕らがデビュー当時から宿舎で使っていたもので
ユノは引っ越す時には迷わずこれを最初に持っていった



当時は五人で座るには狭くて余裕が無いと思っていた横長のソファー


二人になってからは広すぎて
僕達は必ずと言っていいほどいつも寄り添いながらそこに座っていた


でも二人で過ごす年月が経過して
僕もユノも目の前の目標を達していくたびに
いつの間にか大きく感じたソファーは
少しも広いと思わなくなった



ユノが新しいソファーに変えないのは
きっと親しみのあるこの座り心地を忘れたくないからなのだろう




箱を閉じて移動をしようとすると
ハラリと何かが床に落ちる




それは僕がいつも座っていた位置の手刷りの端に置いてあった様で
手紙にしては小さくてメモにしては大きめの
四方を揃えて丁寧に折り畳まれている薄紫色をした厚手の紙だった





「……なんだろ?これ」







折り目を解いて中を見てみると
そこにはユノの見慣れた文字で
英文で短くこう書いてあった









************************

Dear chandra


You're the best thing that ever happened to me.


I'll stand by you all the time.



From Yunho


*************************














「チャンドラへ


お前に出会えたことが俺の人生で一番幸せなことだ



俺はいつだってお前の傍に居る。



ユンホより」














ユノは自分が行った後
僕が今日ここに片付けに来ることを分かっていて
メッセージを書き残していった







ユノ・・・・








今日の見送りには行かないと
暗黙の了解で決めていた



もし、僕が見送りに行ってしまえば
待機するファンやあらゆる記者達
その場はパニック状態になる可能性は大きいだろう






僕は立ち上がって思わず部屋を飛び出して
ユノの元に走っていきそうな今の自分の気持ちを必死に抑えた





そしてもう一度ソファーに腰を掛け直して
スーッと大きく息を吸って深呼吸をすると
首を上に向けてゆっくりと目を閉じた







ユノ


見えるよ





僕にはこうするとユノが見えるんだ






7月の澄みきった青い空の下

陽だまりの中で颯爽とするユノの姿が

僕の目にははっきりと浮かんだ







「また会おう」



そう言ったユノの低い声が
すぐそこで聞こえてくるようだった





僕はユノの残していったメッセージを
元通りに丁寧に折り込んで財布の中に仕舞った







「さて・・・
そろそろ仕事行かなくちゃ」






戸締まりを確認して玄関を出ようとすると
僅かに外から風が入り
フッとまたユノの匂いがした



僕は立ち止まって振り返ると
部屋の中をゆっくり一周見回してから
ドアを静かに閉めて鍵をする





そしてロケ地に車を走らせて
何事もなかったように撮影に熱中した




そう、今まで通りに

今までみたいに普通にやってきた事のように












世の中には様々な巡り合わせがある



ドラマチックな出逢いだったり
ありふれたごく自然な出逢いだったり

思いもよらない様な出逢いだとしても
どれも全てが
人生の中での限られた貴重な出逢いであり
それは偶然でもなく奇跡的に
実はずっと遠い昔から
定められているものかもしれなくて





僕はこう思う



出逢うべきして出逢う相手は
一生のうちにそう何人も現れない



運が良くようやく巡り会えたとしても
その奇跡に気付く事がなければ
それは偶然の出逢いで終わってしまい
あるいは通りすぎてしまうこともあるだろう



いくつかの時を重ねて過ぎる日々の中
気が付けば互いの人生の一部となり
無くてはならない存在になる


共にそう感じる事が出来た時に
初めてその出逢いは運命と呼べるものになるのかもしれないと




改めて今
ユノとこうして出逢えた事に
僕は感謝をする



僕の隣にはいつもユノがいた


ユノの隣には僕がいる



そして
これからもそれはずっと変わらない













ーーーー完-----





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最後まで見て頂いてありがとうございますm(__)m


リアルに結びつけたお話しになりましたが
今日の日を静かにユノを送り出すのに
自分なりにに何が出来るのだろうとずっと考えていました。

そして見送る側のチャンミンの事もずっと考えていました。

結果、こういう形になりましたが

ユノの気持ちはユノにしか分からないし
チャンミンの気持ちはチャンミンにしか分かりません

これはもうひとつの
妄想小説の中でのお話しですm(__)m




ただ、妄想ではなく現実に分かることは
新たなる始まりの一歩のカウントダウンが
今日からスタートされたと言うことです。





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ユノ


どうか元気で
心も身体も健康に帰って来てください




ユノが守ろうとしている大切なその場所で
貴方を思いながら語りながら
帰ってくるその日を必ず待っています。





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沢山のプレジェント本当にありがとう(^ー^)

テーマ : 東方神起   ジャンル : アイドル・芸能

2015/07/21 Tue  00:38
7月の空ノ下 9話「前進」




ユノの髪をドライヤーで乾かして
丁寧にブラッシングをする



にやにやしながら嬉しそうに僕を見るユノが鏡越しに映るけど
僕は気づかないふりをして目線を合わせず
ユノのヘアセットだけにせっせと集中をする



するとユノはちょっとおどけた口調で





「メイクさん
可愛いね♡
彼氏とかいるの? 」






聞いてないふりをする僕








「ねぇねぇ
スタイル抜群の可愛いメイクさん♡
どんな男の人が好み?」







「・・あの、
それってセクハラじゃないですか?」





「違うよ~
別にスリーサイズ聞いてるわけじゃないし」





「じゃ逆に聞きます。
どんな女性が好みですか?」





「うーん、そうだなぁ。
俺の作った手料理を美味しいって言ってくれて
膝枕で眠らせてくれて
髪を丁寧に洗ってくれて
ちょっと辛口で俺の事をセクハラ呼ばわりする
ナイスバディな可愛い目の前にいる人かな」






「ヒョン///////」






「アハハ♡ 」






「もうっ、、
何言ってるんだか・・
はい!
髪、乾きましたよ」






「ありがとう
なあ、チャンミナ」




「はい?」







「俺……
お前の時、
髪洗ってあげられなくてごめんな」






「大丈夫です
帰ってきたら念入りに洗ってもらいますから」





「そっか、、そうだな
チャンミナが帰ってきたその日に必ずなっ
じゃ約束」






小指と小指を絡ませると
その指にユノはキスをしてにっこりと笑った




二人で過ごす時間はゆっくりと流れていき
時計の針が24時をとっくに超えた頃
ユノが低い声で小さくポツリと呟く






「そろそろ行くかな・・
酔いも完全に冷めたし」





「はい・・
遅くなっちゃいましたね
ヒョンは明日忙しいのに…
あ、もう今日か……」





「俺の事より
チャンミナは今日も撮影なんだから
ちゃんとこの後寝ておけよ
じゃないと暑いんだからバテるぞ」






「撮影は今日は夜からだけど…
はい、そうします。」






ユノは少し気だるそうに身支度をして帰る用意をする


僕は駐車場までユノを見送りに行った








「じゃあなチャンミナ
俺、行くよ」







「ヒョン
これ、持っていって」






それはユノのために用意していた少し厚手の手袋
今晩渡すために取り揃えておいた物だった







「風邪
引かないでください」






ユノはそっと手袋を受け取ると
僕のおでこに自分の唇をぎゅっと押し当てて
そのままの体制でこう言った








「ありがとうチャンミナ
俺も頑張るからお前も頑張れ」






「はい」








「じゃ
ちょっと行ってくる」







短い言葉を交わした後

車に乗り込んで窓を全開にすると
力強く腕を伸ばして僕にサムズアップを向けるユノ


僕もユノに向かって力強くサムズアップを返すと
二人で笑顔でしばらくの間の別れの挨拶をした






そして僕達は振り返る事なく
互いの方向に迷わず真っ直ぐ進んでいった














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今日もご訪問ありがとうございます(*^_^*)

次回が最終話となります。

プロフィール

YUNA

Author:YUNA
ご訪問ありがとうございます☆
東方神起を愛してやまないYUNAと申します
チャンミンのピュアな魅力にどっぷりハマってます♥
ユノが大好きです敬愛しています^^
2人の温かい空気感が大好き
東方神起には夢と希望と幸せを貰っています
他には赤ワインが大好物!!
趣味は?と聞かれると
東方神起と赤ワインと答えてしまいます。どうぞよろしくお願いします(*_ _)ペコリ
コメントはお気軽に♪
トン好き酒好き大歓迎!

♥I LOVE Changmin♥

チャンミン 2017 GIF

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