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2015/02/03 Tue  00:27
トキを超えて 最終話「永遠」





「出来ました」




「うわ~
美味そう!めっちゃ美味そう!!
いただきまーーーす」




出来上がったカルボナーラうどんをテーブルに置くなり
すぐに勢い良く口一杯に頬張るユノ




「まじで美味い!!!
これうどん?」



「はい
あえてパスタではなくうどんを使ってみました」




「チャンミナは天才だな!
俺幸せ~~」




「良かった・・・・」




幸せそうに目を細めて
僕の作ったカルボナーラうどんを食べるユノ

本当に僕は嬉しかった




あっという間に完食すると満足そうな表情で



「なんか
懐かしい味がするねこれ」



「懐かしい?ですか?」



「うん
なんていうかな
凄く優しい味っていうのかな
チャンミナの愛が込められてるよ」




「そうですか
口に合って良かった・・・」




「また作ってくれる?」



「はい
何度でも作ります」









灯りを少し暗くしてDVDをセッティング
二人でソファーに並んで座る

初めて見る映画を
ユノは真剣に最初は見ていたけど
少しすると飽きた様に身体を左右に揺らしては
落ち着きがなくなる





「飽きちゃいましたか?」



「ううん
面白いよねなかなか。」




「ほんとにそう思ってますか?」



「ちょっとだけアハハ」




「ユノはファルコンに乗ってどこに行きたいですか?」



あの時ユノさんに言ったように
ユノにも同じ事を聞いてみた







「どこも行かなくていい」




「どこにも?」





「うん。
今が一番幸せだから」





「未来とか見たくないですか?」





「あのね
俺がチャンミナと今一緒にいるのはなぜだと思う?」





「え?・・・・」




ユノはこちらに身体を向けると
真っ直ぐ僕の目を見詰めてこう言った






「運命だから」





「・・・運命」






「俺はね
ずっと昔の生まれる前からお前と出会ってるし
ずっと先の未来でもお前と一緒なんだよ」






「・・・・・・・・ユノ」







「・・・・なんてなアハハ
かっこつけすぎか俺?
まぁアレだ
要するに俺の気持ちがお前に対して永遠ってことだ」




「永遠・・・・・」






「そうだ
俺とお前は永遠だ
チャンミナの前には何度でも俺は現れるから覚悟しろよ」




「・・・・何度でも?」





「そう何度でも
どこに行っても俺たちは繋がってる」






僕は目頭が熱くなり涙が溢れそうになった






「・・・・何だよ
今日のチャンミナは泣き虫だな
もっとこっちおいで」





「・・・ごめん・・・・・・」





ユノは僕を抱きかかえると頭の上に顎をのせて
両手で背中をポンポンと優しく撫でる

世界一温かくて頼れるその胸は
僕の不安を全て取り除いて優しく包み込む

その心地良さにいつの間にか
僕はそのまま眠ってしまった





しばらくして目が覚めるとDVDはとっくに終了していて
隣ではユノが深い眠りについていた





「・・・・あ
片付けなきゃ」



ユノの手をほどいて
後片付けをしようと立ち上がった瞬間
さっきの写真の事を思い出す





「・・・そうだ・・
3枚目の写真・・」




ポケットから写真を取り出し
テーブルの上に1枚ずつ並べてみる





1枚目はツリーの前で撮ったユノさんと僕のツーショット
2枚目はきっとユノさんが初めてステージに立った日
その下に重ねてあった3枚目の最後の写真を僕は手にする






「・・・・これ」

















「......チャンミナ......」




3枚目の最後の写真を僕が見終えた後
ユノはゆっくりと目を覚ました







「チャンミナ.....
チャンミナ?どこ? 」






「起きたの?
僕はここにいますよ」





「あ、びっくりした....
チャンミナが突然ここからいなくなった夢見ちゃった...」





「僕はいなくなりません
これからもずっとユノと一緒にいます」






「うん
知ってる」






「僕、今凄くしあわせです」





「俺もだよチャンミナ」






ふと気がつくと窓の外には雪が散って
辺り一面銀世界になっている

今年初めて見る雪を
部屋の中から僕たちはしばらく無口に眺めた




「・・・・昨日の犬」



「え?」





「昨日の犬
ちゃんと家に帰れてたらいいな」




「大丈夫です。
ちゃんとお家に帰りましたよ」




「そうかな?」





「はい
きっと今頃
大好きなご主人と幸せに暮らしてます」





「うん・・・そうだな
俺も何となくそんな気がする・・・」




僕はユノの隣に寄り添い
腕を絡ませながら手を固く握る





「メリークリスマス
ユノ」






「メリークリスマス
チャンミナ」








そう


全てはクリスマスから始まった


ユノと同一人物である過去のユノさんに出会い
たった二日間というわずかな時間だったけど
僕には生涯忘れる事の出来ない美しい記憶となった


チャンドラが言っていた様に
次元があるいは変わってもあの過去の時代は
現在の今の僕たちに繋がっているのだと
そんな風に元の時代に帰ってきた僕に
目の前のユノが
自ら知らせてくれている様に思えた





時を超えて僕のところに届いた3枚の写真

最後の1枚を僕が見終えると
全ての写真はただの紙切れになって
写し出されていたセピア色の風景は跡形もなく消えた


でも僕の心の中には
それぞれがしっかりと焼き付いている
もう二度と見ることが出来なくても
永遠にこの心が覚えているだろう






しっかり繋いだ手と手





最後の写真の裏側には
小さな文字で
ユノさんからのメッセージが書いてあった














「未来のユノとチャンミンも幸せになっていますように」












CYMERA_20150202_113836.jpg
















ーーーーートキを超えてーーーーー
















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今まで読んでくれてありがとうございました<(_ _)>
「トキを超えて」完結でございます。


過去のユノさんからのチャンミンへのメッセージ

ユノさんはチャンミンにまた出逢えた様ですね^^


最後まで皆さんお付き合いありがとうございました(*^_^*)
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テーマ : 東方神起   ジャンル : アイドル・芸能

2015/02/02 Mon  00:02
トキを超えて 29話「約束のカルボナーラ」




「チャンミナ・・・」




「はい?」







インターホンが鳴り
いつもの様に玄関口までユノを出迎える僕

ユノは僕の顔をじっと見ると
手を伸ばして頬を指でそっと撫でる






「涙......
涙の跡が.......」




「・・・あ」





「.....泣いたの?
どうしたチャンミナ?」





「いえ、大丈夫です!
顔洗ったからちょっと濡れちゃって.....
ほんとに.....ほんとに何でもないよ」





「俺帰ってくるの遅かったか?
猛ダッシュで帰ってきたんだけど....
怖い夢見た後だからな.....
寂しかったか?ごめんな」





「ほんとに顔洗っただけだから
で・・・忘れ物って何だったんですか?」







「あぁこれこれ
今晩チャンミナと一緒に見ようと思ってさ」





「・・・え」






ユノが僕の目の前に差し出したのは
ネバーエンディングストーリーのDVD






あの日ユノさんと観た映画だった




言葉が出てこなくて
息が詰まったように僕が黙っていると





「見た事ないだろ?
この前何となく興味沸いて買ったんだけどね
1984年にドイツやアメリカで公開されて
日本でも1985年に公開されたんだけど
俺たちが生まれる前だからかなり古い映画だな」





「・・・そうなんですね
僕、これストーリーは昔ちょっと本で読んだ事があって・・」





「そう?
チャンミナはやっぱ物知りだなぁ
そういえば原作は本が先みたいだよなぁ」





「あの....
なんでこれ買おうと思ったんですか?」





「ん?何でだろ?
何となく・・・・かな?
クリスマスにチャンミナと一緒に見たいって思ってさ
それまで内緒にしようと思って
店にずっと置きっぱなしだったから忘れてたアハーハー」








とても不思議な思いがした





僕の中であの時の風景がまた蘇る




スクリーン越しに輝くキラキラした瞳
僕の隣で無邪気に少年の様に笑っていた横顔


今、目の前にいるユノの笑顔を見ては
あの時のユノさんの姿が重なった





「チャンミナ?
見たくない?他のにする?」





「いえ、見たい!見たいです!
是非是非!」





「だろ?
チャンミナも見たがるんじゃないかなってね
ビビッと来ちゃった
俺ってやっぱすげ~な!アハッ
じゃ見る前にまずは…
腹ごしらえでもするか」






「あ、じゃ僕なんかつくります」





「そうそう昨夜の料理
帰ってきてから俺ほとんど食べちゃったけど
全部チャンミナ作ってくれたの?」




「あ・・食べてくれたんだ・・」





テーブルの上は
クリスマスイブに僕がセッティングしたままになっている

用意したほとんどの料理は食べてしまった様で
ランチョンマットの上には洗った食器が重ねてあった





「起こしちゃ悪いと思ってさ
少しだけ食べようと思ったんだけどあんまり美味しいから
気づいたらほとんど食べちゃった」




「ユノに食べてもらうために作ったんですから
沢山食べてくれて嬉しいですよ。
じゃ、また何かつくりますから待ってて」





「今日は俺がつくるよ」



「え?」




「たまにはね
実はさっき買い物してきたんだエヘヘ」




スーパーのレジ袋をひっくり返して
買ってきた食材をテーブルに勢いよくぶちまける

と同時に玉子が割れる





「・・・・あの・・
大丈夫ですか?
僕やろうか・・?」





「大丈夫大丈夫!
これも後から使うから
割れる手間が省けたなぁ~なんちゃって
出来上がるまでチャンミナは寛いでて!」




舌をペロッと出して
鼻歌交じりに割れた玉子を手掴みでお椀にとるユノ

僕は言われたとおりにソファーで寛ごうとするが
たびたびガチャンと大きな音がして
聞こえないふりをしようとするけど気が気で仕方がない








・・・・焦げ臭い





「ユノ!何か焦げ臭いですよ!
換気扇回ってる?」




「え?
あれ?なんで?」




あまりの焦げ臭さに僕が見に行くと




「あ、これか!
水水!!!」


いきなりフライパンの中に水をドボドボと入れるユノ
真っ黒なフライパンはもはや何を作っているのか予想がつかない





「よし!無事だ!
もう焦げ臭くないよね?」





「・・・・あの・・・
これ何つくってたんですか?」





「ひき肉の炒め物」






「・・・・ひき肉・・・」






「うん
味付けはとりあえず炒めてから考えようと思ってさ」









・・・・・・・




僕は思わず背中からユノを抱き締める





「どうした?チャンミナ?」




「ううん・・・
火傷しなかった?大丈夫?」



「火傷したかも」



「え?どこ?大丈夫?」



ユノはくるりと振り返って僕に顔を近づけて
自分の唇に人差し指を押し当てると




「ここ・・・
痛いから手当てして」




「え////////」




いたずらっぽい目で僕の顔をじっと見ると
にこっと微笑んでおでこに軽くチュッとする





「なんてね
アハハ」




「もう/////
ほんとに心配しちゃったじゃないですか!」




「ごめんごめんチャンミナ
俺ってやっぱりせっかちかな?」




「そんな事ないですよ・・・
ユノはいつも一生懸命で・・・
僕はそれでいいと思います」




「そう?
でもこれ・・・失敗だな
食べられるレベルじゃないよなアハハ・・」





「やっぱり僕が作りますよ
僕......
今日はユノに食べてほしい物があるんです」




「ん?何?何作ってくれるの?
新しい料理覚えたとか?
チャンミナの料理なら俺は何でも食べたいよ」






「カルボナーラうどんです」







ユノさんとの最後のあの日
帰ったら作ると約束したけど結局は作ってあげられなかった



ユノさんがまた食べたいと言っていたカルボナーラうどん



僕は心を込めてユノに作った













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二人は一旦帰国しましたね~
ユノは刈り上げてたっぽいですよね!
カムバの時もそうだったけど
相当な気合いが入ってるって事かな(о´∀`о)

そしてドキドキインド
チャンミンは空港にお見送りだったみたいですね(^-^)

テーマ : 東方神起   ジャンル : アイドル・芸能

2015/02/01 Sun  00:20
トキを超えて 28話「セピア色の風景」



昨夜ユノが道路で助けた子犬を
僕はチャンドラだと確信する


そしてそれと同時に
ユノさんの事が頭を過ぎった





あの時代のユノさんはあの後
果たしてどうなったのか・・・


僕がいなくなった後
ユノさんは・・・・





途轍もない不安に襲われ
ネックレスを見詰めたまま僕は動けなくなる






「・・・・ユノ
これ・・このネックレスどうするの?」





「うん
犬がもしまた見つかったら返してあげたいけど・・
ほら、同じ所に戻ってくるって事あるだろう?
だからそれまで保管しておこうかなって」





「あ・・・」






その時ユノの携帯のメールの着信音が鳴る
相手はカフェで働く友人だった






「あーやばいやばい!
俺、カフェに忘れ物しちゃってた~
ちょっと急いで取りに行ってくる!」





「え?今ですか?
大事なもの?}




「うん。
すぐ帰ってくるからちょっと待ってて!」





「あ、はい
じゃ気をつけて」




「すぐ帰るから!」








バタンッ








忘れ物を取りに行くと言い
あっという間に部屋を出て行ったユノ


ユノがいなくなったのを確かめて
ネッレスをそっと手に取り再びじっと見詰めた




繊細な鎖をモチーフにしたアンティークなネックレス
先端の小さなロケット部分は開くようになっている





イルミネーションが美しい街並み・・・・
深夜までやっていたいくつもの露店







「これあげる」




そう言って
照れ臭そうに腕を真っ直ぐ伸ばして
僕の前に差し出したユノさん


僕にプレゼントした後にお揃いだと言って
自分のネックレスを握りながら
ユラユラと揺らしておどけていたユノさん


全てが鮮明に思い出されて
僕は胸がグッと締め付けられる





ユノさんは僕がいなくなった後・・・

あの後
どんな人生を過ごしたんだろう・・・





僕がユノさんを助けた瞬間に
本当の過去の次元は変わってしまったけど
元の世界に戻った僕の記憶がこんなに鮮明だとすれば

その場所に一人残されたユノさんは
ユノさんはきっと・・・もっと・・・・・







「大事な事は俺は絶対に忘れないんだ」






そう言って笑っていたユノさんの顔が何度もチラついて
僕は切ない気持ちで一杯になった





僕には・・・

ユノさん僕には出会えたのだろうか・・・





次元の異なる時代では
そこにいるはずの僕に出会う事が出来たんだろうか








「ユノさんは生きていなければ
この次元の貴方には会えません」



チャンドラの言っていた言葉が浮かんだ





ユノさん・・・・・・・




涙でぼやけてネックレスが滲んでいく

どうにもならない思いと不安で
全身の力が抜けてその場に座り込むと
小さな子供の様に声を出して僕は泣いていた



涙と一緒に震える指からネックレスが擦り抜けて落ちる


するとその衝撃で
ネックレスの先端部分のロケットがコロコロと床に転がり
テーブルの足にぶつかるとカチャッと蓋が開いた

そしてロケット部分の中身から
紙切れの包みの様なものを目にする






・・・・なんだ・・・これ・・・・





ロケットを手に取り逆さまにして
紙切れの包みを開いてみると
そこには色褪せた小さな写真が裏返しに数枚重ねられていた





「1枚.....2枚.....3枚....?」






写真は数年そのままロケットの中に放置されていたのか
それぞれがピッタリくっついてしまっていて
剥がそうとするとそれは今にも破けてしまいそうだった


丁寧にゆっくりと爪で剥がして
何とか一番上の写真が捲れた



するとそこに写っていたのは



セピア色に染まった街並みに
クリスマスイルミネーション
ツリーの前でのツーショット


僕の肩に手を回して
ピースサインをしているユノさんと
そのユノさんの肩に寄り添いながら
笑っている僕だった








「・・・・・・・これ
・・これって・・・あの時の・・・」




色褪せた小さなその写真は
ユノさんが露店の店主さんにお願いして撮ってもらった
間違いなくあの日のあの時の写真だった







・・・・・・どうして


・・・・どうしてこの写真が






その下にある2枚目の写真も
僕はすぐに爪で剥がして表に捲ってみる







「・・・・なんだ・・これ・・・」






2枚目のその写真は粒子が粗く
白い丸い球体の様な点々が所々にあり
全体がピンボケの様にぼやけて
何が写っているのか全く分からなかった




「剥がし方が悪かったのかな・・・」



写真を少し指で擦って
必死で目を凝らしながら数分じっと見詰める

すると不思議な事に
画質が段々と鮮明になって見えてくる

そしてそこに写し出されたものが何なのか
確認出来たその瞬間

僕は固まった







胸が中心が熱くなり思わず心が震える
大粒の涙が次から次へとポロポロと溢れ出た





僕が目にしたもの




そこに写っていたのは
煌々と輝くスポットライトを全身に浴びながら
ステージで颯爽と舞い踊るユノさんの姿だった








「・・・・・・ユノさん
こんな・・・
こんな大きなステージに・・・ 」






僕は喜びと感動で胸が一杯になる
後から後から溢れ出る涙を拭う事さえ出来ずに
その写真を見詰めては何度もユノさんにこう言った





「ユノさん・・・
おめでとう・・・・
本当におめでとう・・・・・」





ユノさんは生きていてくれた
そして自分の夢を立派に叶えた


勇気を持って
未来にある果てしなく続く夢と希望を信じて




このネックレスのロケットに
写真を入れたのはユノさんだろう


僕が消えたあと
僕の書いた便箋の中身を読んだユノさんは
きっと全てを悟り
自分自身に約束をしたのだと思った


そしてその姿を
きっどこかの未来にいるであろう僕に
一番見せたかったと思いを込めて
ロケットの中にそのたびに1枚ずつ
写真を忍ばせたのかもしれない



最初の1枚は僕との思い出

2枚目はきっと初めてステージに立った日








・・・・チャンドラ


チャンドラが知らせにきてくれたんだね・・・







「・・・あ、そうだ
もう一枚写真が残ってる・・・
何が写ってるんだろう。。。」





最後の3枚目の写真を捲ろうとしたその時







ピンポーーーン







あ・・・・ユノが帰ってきた




僕は慌てて写真をポケットに仕舞い込み
ネックレスのロケットを閉めて元の位置に戻す

そして玄関に走っていきドアを開ける







「おかえりなさい」




「ただいまチャンミナ」






いつもの事だった
ユノは鍵を持っていても必ずインターホンを鳴らす

鍵を持っているのにどうして?と聞くと
答えはいつも同じ







「なんかこういうのいいなって思って」





僕が玄関のドアを開けて出迎えると
そう言っていつもユノはにっこり微笑むんだ
















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今日も読んでくれてありがとうごじゃいます(´;ω;`)

最終話が迫っておりますが
最後までお付き合い下さると嬉しいですm(__)m


テーマ : 東方神起   ジャンル : アイドル・芸能

2015/01/30 Fri  19:52
トキを超えて 27話「幻なんかじゃない」



ん…いい匂い







ここはどこ?


ぼくはいったい・・・・



誰か僕を助けてくれたの・・・・?









うっすらとぼやけるブルーの電飾
小さなクリスマスツリーにご機嫌な聴きなれたミュージック
ハミングする鼻歌交じりの歌声

暖かい毛布に包まれて僕は目を覚ます





「・・・・・あ・・・ここは・・」









「おはようチャンミナ
ずいぶん寝たな~
昨夜は一人で飲みすぎたか?
一体ワイン何本飲んだんだ?」





「・・・・・え?」







「酔いつぶれてソファーで寝ちゃったか?
ベッドにも行かないで風邪引くだろ」







「・・・・ユノ・・ユノヒョンなの・・?」






「ん?
寝ぼけてるのかチャンミナ?
どうした?びっくりした顔して」










目の前にいたのはユノだった
ここはいつものユノの部屋






そう


僕は元の時代に戻ってきたのだった








「・・・・・・・うっ・・・
うっ・・・・・
うっうう・・・・・・」




ユノの顔を見るなり僕は
ポロポロと大きな涙の粒が瞳一杯に溢れ出た


ソファーから起き上がり
勢い良くユノの胸に飛び込み力一杯抱き締める






「おいおい!
チャンミナどうしたんだよ?
怖い夢でも見たか?」





「ヒョン・・・・ううっ・・
ごめん僕・・僕・・・・
いなくなって・・・・
いなくなっちゃって・・・ごめん・・」





「チャンミナ?
一体何の夢見たの?
悪酔いでもしたか?」








・・・・・夢・・・




あれは・・・・夢・・・・・・・







ユノは泣きながら必死に抱きつく僕の背中を
ポンポンと優しく撫でると耳元にチュッとキスをする






「チャンミナはずっとここにいただろ?
ごめんな・・俺
昨夜は帰り遅くなっちゃって・・
待ちくだびれちゃったよな・・・・
これ・・・
こんなに色々と用意してくれてたのに・・・」





「ううん
僕こそ・・僕こそ待たせちゃってごめんなさい・・・
本当に・・・本当に会いたかった・・・・・」





「チャンミナ・・・
何かずいぶん会ってないみたいな言い方だなぁ
寂しい思いさせちゃったね」






ユノに会えた喜びと感動と
他にも言葉では言い表せない気持ちが一気に溢れ出て
どうにも出来ずに僕はただユノの胸に顔を埋めて泣いた





「本当にごめんよ・・・
昨日はカフェの手伝いの後
すぐ帰るつもりだったんだけど・・・」




その時ユノの手に包帯が巻いてある事に僕は気づく





「ヒョン!これ怪我したの?」




「あぁこれ実はね・・・」






怪我の事を尋ねると
ユノは昨夜の出来事を話し出した









クリスマスイブ
カフェの手伝いを終え店を出て帰宅しようと
横断歩道を渡り切ろうとしたその瞬間
一台のオートバイが猛スピードで道路を横切り
子犬をはねそうになったと


ユノは咄嗟に道路に飛び込み子犬を助けたけど
既に子犬の身体のあちこちには負傷したあとがあり
そのまま放っておけず動物病院に連れて行き
しばらく付き添っていたそうだ






「それで?その犬は!?」





「それが不思議なんだよな。。。。
ほんの一瞬目を離した隙に病室から消えてさ」




「消えた?」






「うん・・・・
怪我してたからそんなに早くは歩けないはずなんだけどね
確かにケージに入ってたのに・・・
全くその後も見つからなかった」





「どんな?どんな犬でしたか?
白かった?」





「・・・・う~ん・・・
汚れてたからなぁ・・・
元は白かもしれないし・・
でもベージュかなたぶん」





「・・・あ」







もしかしたらその子犬は
チャンドラではないかと思ったけど

・・・・でもそうとも限らない




道路でオートバイにひかれそうだったというのは僕の時と同じだ・・
あの瞬間1985年に僕はタイムスリップしてしまったんだ・・・

でも同じ事をして僕は過去に行ってしまったけど
ユノは行かなかった訳で・・・





・・・というか・・・・

あれはやっぱり夢だったのかな・・・・・







・・・・ユノさん・・・



でも………
ユノさんと過ごした時間がこんなにも鮮明に
今も全てが僕の心に焼き付いている………






夢じゃない

決して幻なんかじゃなかった









「そういえば
何となくチャンミナに似てる子犬だったかな.....
初めて会った気がしなかったよ
病院連れて行く時も俺の顔ずっとじっと見てさ.....
遠い昔に会ってる様な。。。なんていうかな
不思議な感じがした。。。
あいつどこ行ったんだろう.......」






「鍵・・・・
ケージに鍵はかかってましたか?」









チャリン









ユノが身体を少しずらすと
音をたててポケットの中から何かが転がり落ちた

僕はそれを見て
胸がミシッと減り込んだ様な
息が詰まる感覚に襲われて固まった





「・・・・・・・これは」







「あぁこれ
その犬が付けてたんだよ
ケージにこれだけが残されててね
変わった首輪してるよなぁ。。。。
アンティークな今どき珍しいデザインだよな
アクセサリーかな?」






それはユノさんがあの日
露店で買って僕にプレゼントしてくれた
あのネックレスと同じ物だった







「あ、そうそう
ケージには鍵がかかってたんだよ!
おかしいだろ?
一体どこから出たのかって病院内でも大騒ぎだったよ」










チャンドラだ・・・・・・







ユノが保護して病院に連れて行って消えた子犬

それはチャンドラだと僕は確信した













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サクラミチMV解禁されましたね~
歌詞が凄くいいですよね!

そして
missionCardも更新されてますね!
面白かった~~

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2015/01/29 Thu  00:03
トキを超えて 26話「もうひとつの未来」



僕を1985年の時代に招いたのはチャンドラだった


それには理由があるという








「チャンミンさん
実は・・」







「チャンドラちょっと待って
これだけは最初に聞いておきたいんだけど
1985年のユノさんと未来のユノは同一人物だよね?」






「はい
未来のユノさんは
1985年のユノさんの生まれ変わり」







「・・・やっぱり」





「の、はずでした」





「え?
はずだった・・・?」







「はい
チャンミンさんが先程までいた場所は紛れもなく
元にいた時代の2014年の延長線上にある過去の1985年でした。
でもチャンミンさんがユノさんの代わりにビルから落下した事で
新しい異次元の空間が生まれたのです。
あの瞬間に過去の1985年は
別の次元の1985年となったのです。」







・・・・そうだったのか・・・

・・・でも・・だとしたら






「でも、そうなると・・・・
次元が変わってしまったとしたら
ユノさんはユノとは関係ない人になるの?」






「そうではないです。
チャンミンさんが一緒にいる未来のユノさんは
先程まで一緒にいた次元のユノさんでもあります。
繋がっているんです
次元は異なってもそこは変わりません
1985年のユノさんの生まれ変わりが
チャンミンさんのよく知っているユノさんと言うことです。」





現実での過去は
ビルの上から落下するのはユノさんのはずだった


でも、僕があの瞬間
ユノさんの手を引っ張って引き戻した事で
新たな次元が存在してユノさんの未来が変わったんだ・・





「未来のユノさんが誕生するのはこの先の二ヵ月後の2月。
1985年の12月にチャンミンさんを呼んだ理由は
ユノさんをどうしても助けてほしかったんです。
助けられるのは貴方しかいないから
怖い思いをさせてしまってごめんなさい」





「二日間だけっていうのは何か意味があったの?」






「はい
僕にはこういう力はあっても
タイムスリップを持続させる力は無いんです
せいぜい持って二日です。
だからこのわずかな時間に
ユノさんがもしチャンミンさんに心を開いてくれていなかったら
ユノさんの運命を変える事は出来ませんでした。」






「でも、じゃ
ユノさんはこの先はいったい・・・」





「これから貴方に会うんです」



「え??僕に?」






「この新たになった次元にいるチャンミンさん貴方に出会うんです。
でもユノさんは生きていなければ
この次元のチャンミンさんには会えません」






・・・生きていなければ







「それはいつ?いつ僕に会えるの?
すぐ会えるの?
自分の代わりに僕が落ちていったと思ったら
ユノさんは…ユノさんは…」




「ユノさんは
チャンミンさんが残していった便箋を見つけます」




「・・・あ
僕が書いていた便箋・・・・」





「ユノさんは便箋の中身をこれから読みます。
後はユノさんの決断次第です」






そうか・・

僕が書いたあの便箋をユノさんは見るんだ・・・






「ユノさんが・・・生きていてくれたら
本当に必ずそこにいる僕に会えるの?」





「この先数年後にユノさんは芸能界入りする事になります
そこでチャンミンさん貴方に会います。」




「ほんと!?」






今から数年後にユノさんはオーディションに合格して
ある事務所に元々所属していた僕と対面するそうだ
そして急ピッチでユノさんと僕は
デュオとしてのデビューが決まるらしい



僕はチャンドラの話を聞いていて涙が溢れた





ユノさん・・・・


ユノさんがデビューできる・・・
夢を叶えるんだ・・・







「でも、もし
この後ユノさんが生きる気力を無くしてしまったら
その先の未来はありません。
チャンミンさんに出会う事もなくなります
全てはユノさんの決断にかかっているんです」






・・・・・・ユノさん


お願い・・・・・お願いだから生きてユノさん・・・






「チャンミンさん
色々とありがとうございました。」





「チャンドラ・・・
チャンドラは一体どこから来たの?
ユノさんの家の前に倒れていたって聞いたけど・・」




「僕、交通事故にあったんです
それで生死を彷徨った時に今の力が芽生えました。
ユノさんに恩返しがしたかった
僕は未来でも過去でもユノさんに助けられているんです。」





「ユノに・・・?」





「はい
ユノさんに助けられていなかったら
僕はとっくに命を落としていました。」





「チャンドラは・・・
これからユノさんのところに戻れるの?」





「これもユノさんの決断次第です。
僕もどうする事も出来ないんです
ユノさんが生きる決心をしてくれたら
僕はユノさんの元にまた帰れます
そうでなければ僕も消える事になります
僕はユノさんに助けられたお陰で今生きているのですから」





「チャンドラ・・・・」






「本当にありがとうございますチャンミンさん
さようなら」





「あ.....チャンドラ!」





チャンドラが一瞬にして消えたかと思うと同時に
目の前にあった草原も瞬く間もなく消えてなくなり
真っ暗な音の無い世界に僕は置き去りにされる


暗い闇の中
身動きがとれずにしばらくじっとしていると
やがて微かな光が遥か遠くに一筋見えて来る

その光が近づいてくるにつれて
次第に僕の意識は遠のいていった
















{ユノ目線}













「チャーーンミーーン!!!」





何か大きな目覚ましの様な音が鳴り響き
チャンミンはバランスを失った

咄嗟にすぐにチャンミンの手を
この手でしっかり掴んだはずなのに
チャンミンは空中で消えた・・・







・・・一体これはどういう事なんだ・・・







「チャンミーーン!!チャンミン!!
チャンミン!!どこだ!チャンミン!」


何度もチャンミンの名前を叫びながら
俺は屋上の方々を走った




・・・消えた・・・確かに・・・


この手を擦り抜けて・・・・





チャンミンの手を掴んだはずの手をグッと握り締め
何がなんだか分からずに
全身の力が抜けてその場に座り込む





「・・・チャンミン
・・・お前・・・どこに行ったんだよ・・・
・・・なんで・・・」








チャリン







チャンミンが消えた場所で
昨日露店で買って
俺がチャンミンにあげたネックレスを見つける





あ………



その時頭の中に
チャンミンが言っていたあの言葉がふいに過ぎった





「タイムスリップってあると思いますか?」



・・・・・・・・





もしかして・・・・
本来ここから落ちるのは
俺のはずだったのでは・・・


俺がさっきここから落下しそうになった時
チャンミンは俺の手を掴んで引き戻した

もしチャンミンがここにいなかったら・・・
俺はそのままここから落ちて命をおとしていただろう





・・・・・チャンミンは

・・・・チャンミンはもしかしたら



俺の変わりになるために
この時代にやってきたのか・・・・






「チャーンーミーーン!!」





俺は何時間もそこから動く事が出来ずに
それからも何度も何度もチャンミンの名前を叫び続けた


でも・・・

陽が昇り夜が明けても
チャンミンは戻らなかった




納得がいかない思いとやりきれない思い
脱力感の中どこをどう歩いたのか覚えていない

どうにか家路に辿り着くと
俺はそのまま倒れ込み深い眠りに陥った



どれだけ時間が経ったのか・・・



陽が落ちてまた夜になり
真っ暗な部屋の中で目が覚めた俺は
どうしようもない喪失感に襲われる



全部夢だったのか・・・


チャンミン・・・・
お前と過ごした時間は幻だったのか・・・






はっ・・チャンドラ

チャンドラはどうした?




部屋の灯りをつけてチャンドラを探す
そういえば帰宅した時から泣き声を全く聞いていなかった




「チャンドラ!チャンドラ!」




風呂場に台所
どこを探してもチャンドラの姿は見当たらない




どこ行ったんだよチャンドラ・・・
お前までいなくならないでくれよ・・・
俺をひとりにすんなよ・・・



急激な寂しさと孤独感に押し潰されそうになり
何もかもが辛くなり床に打伏した





消えたい・・・


ここからいなくなりたい・・・


俺が・・・

俺が落ちれば良かったのに・・・




「ちきしょう!」




力任せにテーブルを蹴るとネックレスが音を立てて転がった
そしてその転がる先を目で追うと
ベッドの下の奥の方に
押し込まれて置いてあった便箋を見つける




「・・・・これ・・・」




・・・俺がチャンミンにあげた便箋だ・・・





震える指でゆっくりと中を開いてみると
そこには数ページびっしり書かれている文字
チャンミンが書いたものだった




その書き出しは
こんな始まりだった









ユノさん



いきなりここに来てしまい
ありえない状況に沢山混乱したけど
そんな僕を救ってくれたのはやっぱりユノさん
あなただった

天使の様にぐっすり眠るあなたのその横で今僕は
あなたの用意してくれた便箋を開いてペンをとっている



あなたの前に突然現れた男
僕は2014年12月24日の未来からここにやってきたシムチャンミン


何故自分がこの時代のこの日本に導かれたのかは分からないけど
ここでまた僕の親愛なるユノに会う事になろうとは・・・

きっと僕たちはいつの時代も
運命の糸で結ばれているものと改めて確信をした

でも僕には今
大きな不安がある


ここにいるユノさんと未来のユノ
紛れもなく2人は同一人物だ


そして今のこの過去とされる時代が
将来僕たちの存在する未来と延長線上で結ばれているならば
理屈として考えられる事はひとつしかないと



ここは1985年12月
未来のユノはまだこの時は誕生していない


これは考えたくないような・・・
とても辛い想像だけど


ここにいるユノさんの生まれ変わりが
未来のユノかもしれないという事

でもこの想像は
はずれてほしい・・・



僕はユノさんに夢を必ず叶えてほしい
何があっても前向きで諦めない
そんなユノさんが大好きだから


夢の話をしている時のユノさんはとても眩しい

ユノさんが笑っていると僕はとても幸せな気持ちになる

ユノさんにはずっとずっと笑っていてほしい


もし・・・あるいは

ここから僕が消えてしまう日が
いずれ来たとしても
どうか悲しまないでほしい

必ずまたどこかで
僕と出会えると信じていてほしい


僕はいつの時もいつの時代も
あなたと共に一緒にいます


ユノさん
幸せになってほしい


何があっても
必ず生きてほしい








・・・・・・・・






・・・・チャン・・ミ・・ン・・・



・・・・・













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今日も最後まで読んでくれてありがとうごじゃいます(´;ω;`)


チャンミンが残していった便箋の中の文章を見て涙ぐむユノさん
これは17話でチャンミンがユノさんの寝顔を見ながら書いた文章です

これからのユノさんは?
そしてチャンミンは?
お話しが複雑ですいましぇんm(__)m


そしてリアルでは
ガオンチャートK-POPアワード授賞式
アルバム販売1半期の1位受賞!
ユノ チャンミンおめでとう!!

テーマ : 東方神起   ジャンル : アイドル・芸能

プロフィール

YUNA

Author:YUNA
ご訪問ありがとうございます☆
東方神起を愛してやまないYUNAと申します
チャンミンのピュアな魅力にどっぷりハマってます♥
ユノが大好きです敬愛しています^^
2人の温かい空気感が大好き
東方神起には夢と希望と幸せを貰っています
他には赤ワインが大好物!!
趣味は?と聞かれると
東方神起と赤ワインと答えてしまいます。どうぞよろしくお願いします(*_ _)ペコリ
コメントはお気軽に♪
トン好き酒好き大歓迎!

♥I LOVE Changmin♥

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